X線探査X-ray exploration

X線を使用することでコンクリートの内部を調査することができます。非破壊検査(建築物を壊さずに調査ができる検査)の一つです。
病院で行われるレントゲン撮影と仕組みは同じで、調査したい部分の裏側にフィルムを貼り、そこにX線を照射することで内部の状況を調べます。
撮影した実画像によって調べることができますので、X線探査はとても精度の高い検査となります。
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調査対象となる構造物  
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裏側にフィルムを貼り付けます。  
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X線を照射し内部の状況を調べます。  
このような場合にX線探査は活用できます。
- 建築物/構造物を壊さずに内部の調査をしたい。
- 埋設物に損傷を与えないで穴を開けたい。
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 床のX線探査時に装置をセットしている状況です。 
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 レントゲン撮影したフィルムを現像して、コンクリートの内部を確認します。 
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 探査で安全を確認の上、コア削孔を行います。 
- 放射線が残留するということはございません
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非破壊検査に使用するX線は、原子力発電などで使用される放射性物質とは異なります。 
 電気的にX線を発生させ対象物に照射するだけですので、放射線がその場に残留するということはありません。
 装置のスイッチをOFFにすればX線の照射は直ちに止まります。
 病院などで使用するレントゲンと同じようなものと認識していただければと思います。
- 安全の管理は徹底して行っております
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X線の使用には「電離放射線障害防止規則」という法律が定められております。 
 安全に作業を行うために必ず管理者(エックス線作業主任者)を配置し、法律に則った作業を行っております。関係者の方への周知、立ち入り禁止区域の設定や人掃いなど、万全の安全のために、現場のお客様にも少々ご協力をいただく場合もございます。 
- ご依頼前のお問い合わせについて
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お問い合わせいただけましたら、現場の状況をお聞きいたしまして、最適な施工方法をご提案させていただきます。 
 X線探査が不可能な場合もありますので、その場合にはRCレーダ探査など、X線探査以外の非破壊検査もご提案させていただきます。ご注意点なども詳しくお話しさせていただきますので、ご不明点・ご不安点などございましたら、何なりとお尋ねください。